Flower 【考察】
こんにちは。Ailuuと申します。
実況とゲーム制作をさせていただいています。
今回、第2作目であるFLOWERを無事に公開させていただきました。
プレイしてくださったすべての皆様、ありがとうございます。
今回は、前々から予告させていただいていた各ENDの考察を書かせていただきたいと思います。
まず、END2(BAD)の方ですが、
もともとアデルの家庭は非常に貧しく、母親が不治の病になってしまったがアベルの家庭状況では薬代など
到底買えるものではありませんでした。
アデルの部屋にはピアノ人形などが飾ってあり、身なりもかなりお嬢様のような印象を受けますが、実際はそれはすべてアベルの「そうなりたった」という願望の姿です。
そのため、END2の最後でアベルの本当の姿(現実:髪の色、身なり)が鏡に映ることによって明らかになります。
そして、最終的に父親は苦しむ母親を殺し、アベルも父親によって殺されます(その後父親がどうなったのかは不明)
アルと母親は死後、暖炉=庭園に捨てられます。
アベルは死後、自らの記憶を永遠に彷徨い続けています。
TRUE END
父親が母親を殺したことまでは同じですが、アベルは持っていた斧で父親を殺します。
その後、父親と母親の死体を暖炉=庭園に隠します。
アベルは母親が好きと言っていた赤い花をやっと手に入れることができたのです。
このENDの違うところはまず、アベルが生存しているか、しないかという点です。
END2→アベル死亡・母親死亡・父親???
TRUE→アベル生存・父親母親死亡
その他
母親がアベルに「赤い花は高原にしか咲いていない」と言っている場面がありますが、
それはアベルを傷つけないための嘘です。
個人的な意見ですが、本当のホラーというのは救いの中に絶望があることで、必ずしも救いがあるとは限らないと思っています。
もちろん、例外はたくさんあり、それぞれ作品に作者様の想いが詰まっています。
このお話は、ちゃんとした形でお伝えしたいと考えていますのでまた今度で。
プレイしてくださった皆様、そしてテストプレイしてくださった方(Sotakiraさん、KOUYAさん)、その他(ゆゆさん)本当にありがとうございました。
現在、長編作品も制作中ですので無事公開できるよう頑張りたいと思います。
ここまで目を通してくださりありがとうございました。
では、またどこかで。
Ailuu/あいる 2017/8/25